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X7を調べていると「前期」「後期」という言葉が出てきて、『見た目以外に何が違うの?中古の前期でもいいのかな』と迷いますよね。
結論から言うと、現行の後期型は2022年11月15日に日本で発表された初代G07の改良版です。顔つきと室内の画面ががらりと変わり、V8モデルは M50i から M60i xDrive になりました。
この記事を読めば、後期型で変わったことと、前期と後期のどちらを選ぶかの考え方が分かります。
BMW X7の後期型とは?
BMW X7の後期型は、初代G07のマイナーチェンジ版です(英語ではfacelift、BMWの呼び方ではLCI)。日本では2022年11月15日に発表・販売開始、納車は2022年12月以降でした(BMWジャパン公式リリース)。
まず押さえておきたいのは、X7は今の G07 が1代目だということです。だから「先代」や「2代目」は無く、同じG07の中で「前期」と「後期」に分かれているんです。
| 区分 | 日本での時期 | 主なモデル |
|---|---|---|
| G07 前期 | 2019年6月24日発売〜2022年11月 | xDrive35d/xDrive40d/M50i |
| G07 後期(現行) | 2022年11月15日発表〜 | xDrive40d Excellence/xDrive40d M Sport/M60i xDrive |
後期型の3モデルは、2026年10月時点でどれも生産・受注が続いています。生産が終わったモデルはありません。
前期と後期を年式で見分ける方法は、X7の型式と年式の見分け方で詳しく見ています。
マイナーチェンジで何が変わった?
『マイナーチェンジって、ちょっとした化粧直しでしょ?』と思う方も多いはずです。
実は、X7の後期型はかなり大きな変更でした。公式リリースに書かれた主な変更を並べてみますね。
- 上下2分割の「ツイン・サーキュラー&ダブル・ライト」
- 光る「アイコニック・グロー・キドニー・グリル」
- BMWカーブド・ディスプレイ(12.3インチのメーター+14.9インチの画面)
- シフト・レバーの廃止、パドル・シフト全車標準
- AR(拡張現実)ナビ
- 48Vマイルド・ハイブリッドを全モデルに搭載
- 23インチ・ホイールのオプション設定
ライトは、上段がターン・インジケーター付きのLEDデイタイム・ランニング・ライト、下段がアダプティブ・マトリックス機能付きのLEDヘッドライトです。新しい7シリーズと同じ「BMWラグジュアリー・フェイス」と公式に紹介されています。
前から見ると、細い光の線が上にあり、ヘッドライトが下に隠れたような顔です。駐車場で前期と並ぶと、ひと目で違いが分かりますよ。

前期と後期の違いを表で比べると?
ここが一番知りたいところですよね。数字で見られる違いをまとめました。
| 項目 | 前期(2019〜2022年) | 後期(2022年11月〜・現行) |
|---|---|---|
| 全長 | 5,165mm | 5,170mm |
| 全幅/全高/ホイールベース | 2,000/1,835/3,105mm | 同じ |
| ディーゼル | xDrive35d(265ps)から xDrive40d へ | xDrive40d(システム352ps・720Nm) |
| V8 | M50i(530ps・750Nm) | M60i xDrive(システム530ps・750Nm) |
| グレード名 | Standard/Design Pure Excellence/M Sport | Excellence/M Sport |
| 48Vハイブリッド | 40dに搭載(2021年4月版) | 全モデルに搭載 |
| 画面 | 前期の計器と画面 | カーブド・ディスプレイ |
| シフト | シフト・レバー | レバー廃止・パドル標準 |
数字は公式リリースと公式価格表・主要諸元の値です。ボディの大きさはほとんど同じで、変わったのは顔と中身だと考えておくと分かりやすいです。
『V8の名前が変わったけど、中身も変わったの?』という疑問もありますよね。
M60i xDrive は、4.4L V8ツインターボ(S68B44A)に48Vハイブリッドを組み合わせています(公式主要諸元)。出力とトルクの数字は M50i と同じ530ps・750Nmです。
後期型で48Vハイブリッドが全モデルに広がったのに合わせて、名前も新しくなりました。詳しくは[[link:m60i|X7 M60i xDriveとは?
]]で解説しています。
M60i xDrive は「Mパフォーマンス・モデル」です。BMW M社が作る「X7 M」というモデルはありません。
後期型の価格はどう変わってきた?
後期型の価格は、発表から何度か改定されています。すべて消費税込み、BMWジャパン公式の価格です。
| 時期 | xDrive40d Excellence | xDrive40d M Sport | M60i xDrive |
|---|---|---|---|
| 2022年11月発表時 | 13,390,000円 | 13,860,000円 | 16,980,000円 |
| 2023年10月13日現在 | 13,900,000円 | 14,300,000円 | 17,540,000円 |
| 2024年12月18日現在 | 13,980,000円 | 14,400,000円 | 17,740,000円 |
| 2025年4月生産分〜 | 14,380,000円 | 14,800,000円 | 18,200,000円 |
| 2026年4月生産分 | 14,560,000円 | 14,980,000円 | 18,420,000円 |
| 2026年8月生産分(現行) | 14,590,000円 | 15,010,000円 | 18,460,000円 |
発表時と今を比べると、40d Excellence で120万円ほど上がっています。中古の価格を見る時も、新車の時期によって元の値段が違うことを覚えておくと比べやすくなります。
ちなみに、前期の最終(2022年5月10日現在)は xDrive40d Design Pure Excellence 12,690,000円、M50i 16,560,000円でした。
xDrive40d のWLTC燃費は、2025年3月生産分までが12.4km/L、2025年8月版以降が11.8km/Lです。M60i は8.2km/Lから、2026年4月生産分以降は7.9km/Lになっています(公式価格表)。年式で数字を比べる時は注意しましょう。

後期型の装備で前期より便利になったことは?
結論から言うと、毎日の操作で一番違いを感じやすいのは、画面とシフトまわりです。
BMWカーブド・ディスプレイは、メーターとナビの画面がひと続きになったものです。ナビには、カメラ映像に矢印を重ねて道案内するARナビも入りました。
シフト・レバーが無くなり、センター・コンソールまわりはすっきりしています。手元にはクラフテッド・クリスタル・フィニッシュの操作部が並ぶ形です。
| 装備 | 後期型(2026年8月以降生産) |
|---|---|
| 運転支援 | ドライビング・アシスト・プロフェッショナル(高速道路渋滞時ハンズ・オフ・アシスト含む)全モデル標準 |
| 駐車支援 | パーキング・アシスト・プロフェッショナル(リモート・パーキング含む)全モデル標準 |
| 足回り | 4輪アダプティブ・エア・サスペンション、後輪操舵、エグゼクティブ・ドライブ・プロ全モデル標準 |
| 音響 | harman/kardon(464W・16スピーカー)標準、Bowers & Wilkins はオプション |
| ルーフ | パノラマ・ガラス・サンルーフ標準 |
ハンズ・オフ機能自体は前期型にもある装備です。後期型では、それに加えて新しい装備が足された形なんです。
画面の使い方はX7のiDrive・ナビの使い方で見ています。
前期と後期、どちらを選ぶ?
『後期が良いのは分かったけど、前期の方がお手ごろなら…』と迷いますよね。考え方を比べてみます。
- 新しい顔つきと大きな画面が欲しい
- 新車の保証(BMW CARE)を受けたい
- 48Vハイブリッド付きのV8が欲しい
- 長く乗るつもりで、年式の新しさを重く見る
- 年数が経ち、エアサスなど足回りの傷みが進んでいる可能性
- 保証の内容と残り期間を確かめる必要がある
- グレード名やエンジンが年式で違うので見分けが必要
- 前期の顔つきや画面が好みかどうか
例えば、こんなやりとりを想像してみてください。
「前期のM50iと後期の40d、同じくらいの予算なんですが…」
「年式と走行距離、それに保証がどこまで付くかを並べて比べてみるといいですよ」
前期の詳しい中身はX7 G07前期は中古で買い?で見ています。
中古で後期型を見分けるには
中古車で「後期かどうか」を確かめたい時は、次の点を見てみてください。
- 初度登録が2022年12月以降か(後期の納車開始時期)
- グレード名が「Excellence」「M Sport」「M60i」か
- ライトが上下2分割で、グリルの縁が光るか
- 室内にシフト・レバーが無いか
前期の最終盤と後期の最初の頃は、登録の時期が近いことがあります。登録年月だけで決めず、グレード名と見た目で確かめるのが確実です。
次の型を待つか迷っている方もいるかもしれません。BMWのCEOは2026年3月に「2代目X7は2027年にスパータンバーグ工場で生産開始」と発言しています。
ただ、日本への導入時期と価格は発表されていません。詳しくは[[link:new-model|X7の次期型はいつ?
]]にまとめました。
後期型を買うなら見積もりで比べよう
後期型を新車で買う場合、価格は2026年8月以降生産で1,459万〜1,846万円です(メーカー希望小売価格・消費税込)。車両本体価格に、税金(消費税を除く)・保険料・登録諸費用は含まれません(公式注記)。
- 欲しいモデル(Excellence/M Sport/M60i)を決める
- 6人乗りシート(106,000円)などオプションを決める
- 2つ以上の販売店で見積もりを取る
- 総額と値引き、下取りを分けて比べる
オプションは工場装着のため、納車まで3〜4カ月かかる場合があると公式に注記されています。時期に余裕を持って動いておきましょう。
同じ条件で複数の見積もりを並べると、総額のどこで差がついているかが見えてきます。
BMW X7買いたいドットコム
BMW X7の値段、先に相場を見ておく
今の車の買取相場と、BMW X7の値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。
無料今の車の買取相場を調べる※相場は年式・走行距離・状態で変わります。
見積書の読み方はX7の見積もりの見方、交渉の順番はX7の値引き相場と交渉の順番で詳しく見ています。モデル選びに迷う方はX7のグレードの違いもどうぞ。
よくある質問
BMW X7の後期型はいつ発売されましたか?
日本では2022年11月15日に発表・販売開始、納車は2022年12月以降です(BMWジャパン公式リリース)。
前期と後期の見た目の違いは?
後期は上下2分割のライトと、光るアイコニック・グロー・キドニー・グリルが特徴です。全長も前期の5,165mmから5,170mmになりました。
現行のX7はG07ですか?
はい。現行は初代G07の後期型です。X7はG07が1代目なので、先代モデルはありません。
M50iとM60iは何が違いますか?
M50iは前期のV8モデル、M60i xDriveは後期のV8モデルです。後期型は48Vハイブリッドが全モデルに搭載され、V8もその1台になっています。
後期型の価格はいくらですか?
2026年8月以降生産で、xDrive40d Excellence 14,590,000円、xDrive40d M Sport 15,010,000円、M60i xDrive 18,460,000円です(メーカー希望小売価格・消費税込)。
まとめ
- 現行X7は初代G07の後期型で、2022年11月15日に日本発表
- 光るグリル、上下2分割ライト、カーブド・ディスプレイが大きな変更点
- V8はM50iからM60i xDriveになり、48Vハイブリッドは全モデルに
- 後期の価格は発表時から上がり、今は1,459万〜1,846万円
- 前期を選ぶなら、足回りの状態と保証の残りを確かめておく





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