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新車のX7は1,459万円から。『中古ならもう少し手が届くかも』と、中古車を探し始めた方も多いはずです。
結論から言うと、X7の中古は「前期型か後期型か」を最初に決めると、選ぶのがぐっと楽になります。
そのうえで、エアサスとタイヤの状態、保証の有無を確かめるのが失敗しにくい順番です。この記事では、狙い目の年式と走行距離の考え方を数字で見ていきます。
BMW X7の中古は、まず前期型と後期型を分けて考える
X7はG07が初代で、2019年6月発売の前期型と、2022年11月15日発表の後期型に分かれます。グレード名・画面・グリル・パワートレインが違うので、まずどちらを探すかを決めましょう。
X7には「先代」や「2代目」はまだありません。
中古で出回っているのは、すべて初代G07です。その中で、前期と後期で中身が大きく変わっています。
| 前期型 | 後期型 | |
|---|---|---|
| 発売時期(日本) | 2019年6月24日〜 | 2022年11月15日〜 |
| 主なグレード | xDrive35d/xDrive40d/M50i | xDrive40d Excellence/M Sport/M60i xDrive |
| 全長 | 5,165mm | 5,170mm |
| ディスプレイ | カーブド・ディスプレイではない | 12.3インチ+14.9インチのカーブド・ディスプレイ |
| グリル | 光らないキドニー・グリル | アイコニック・グロー(光るグリル) |
| ハイブリッド | 40dは48V付き(2021年4月版) | 全モデル48Vハイブリッド |

見分けるいちばん簡単な方法は、ヘッドライトです。
後期型はライトが上下2段に分かれています。年式で言えば、2022年12月以降に納車された車が後期型の目安です。
ただ、年式だけで決めつけず、車検証の初度登録年月と、グレード名を確かめておくと安心です。詳しい見分け方はX7の型式と年式の見分け方にまとめています。
年式ごとの新車価格はいくらだった?
中古の値段を見る時、その車が新車でいくらだったかを知っておくと、高いか安いかを判断しやすくなります。
数字はBMWジャパンの当時の公式価格表です(消費税込)。
| 時期 | 主なモデルと新車価格 |
|---|---|
| 2019年10月(前期) | xDrive35d 10,990,000円/M Sport 12,650,000円/M50i 15,950,000円 |
| 2021年4月(前期) | xDrive40d 11,140,000円/M Sport 12,860,000円/M50i 16,230,000円 |
| 2022年5月(前期最終) | xDrive40d M Sport 13,060,000円/M50i 16,560,000円 |
| 2022年11月(後期発表) | 40d Excellence 13,390,000円/40d M Sport 13,860,000円/M60i 16,980,000円 |
| 2026年8月以降生産(現行) | 40d Excellence 14,590,000円/40d M Sport 15,010,000円/M60i 18,460,000円 |
前期の初めは1,099万円からでした(2019年10月・xDrive35d)。今の新車より、300万円以上低い価格で売られていたんです。
『同じX7でも、こんなに違うんだ』と感じますよね。前期の中古が手頃に見えるのは、年数の分だけでなく、もともとの価格が低かったことも理由の1つです。
中古車の値段は、年式・走行距離・色・装備・地域で大きく変わります。この記事では具体的な相場の金額は出しません。気になる車が見つかったら、同じ条件の車を何台か並べて比べてみてください。
前期型の詳しい評価はG07前期は中古で買いかで見ています。
狙い目の年式はどれ?
『じゃあ結局、何年式がいいの?』という方のために、目的別に分けてみます。
- 予算をできるだけ抑えたい
- 画面やグリルの新しさにはこだわらない
- V8のM50iを探している
- 年式が古い分、整備記録をしっかり確かめられる
- 今の新車に近い装備がほしい
- 光るグリルや上下2段のライトが好き
- M60i xDriveのV8に乗りたい
- 保証が残っている車を選びたい
前期型の中でも、2021年4月の価格表からはディーゼルが xDrive40d になっています。xDrive35d から40d に切り替わった時期は公式資料で確かめきれていないので、気になる車はグレード名で確かめておきましょう。
後期型は登場からまだ年数が浅い分、前期型より値段は高めになりがちです。そのぶん新車保証が残っている車もあるので、保証の期間はお店で聞いてみてください。
6人乗りか7人乗りかも、中古では選べる台数に差が出やすい部分です。
新車では3モデルとも7人乗りが標準で、6人乗りは2列目コンフォート・シート(106,000円・2026年8月以降生産)のオプションです。どちらを探すか先に決めておくと、候補を絞りやすくなりますよ。
後期型の変更点はX7現行G07後期の特徴で詳しく見ています。
走行距離はどれくらいまでなら安心?
『走行距離は何kmまでが目安なの?』は、中古車選びでよく聞かれます。
結論から言うと、X7のような大型車は「距離の数字」より「整備されてきたか」のほうが大事です。とはいえ、目安がないと選びにくいですよね。
| 走行距離 | 考え方 |
|---|---|
| 年1万km前後 | 一般的なペース。整備記録があれば候補にしやすい |
| 年5,000km以下 | 距離は少ないが、乗らない期間のゴムやバッテリーの劣化も見る |
| 年1.5万km以上 | 長距離中心なら状態が良いこともある。足回りとタイヤを重点的に見る |
距離が伸びた車ほど、エアサスやタイヤ、ブレーキの交換時期が近づきます。買ったあとすぐに大きな出費が来ないか、整備記録で確かめておきましょう。
走行距離がとても少ない車は、長く動かしていなかった可能性があります。バッテリーやエアサスのゴム部品の状態を、販売店に聞いておくと安心です。
中古のX7で見ておきたいチェック項目は?
X7は装備が多い分、中古で見ておきたい場所も多い車です。特に費用がかかりやすい部分を中心に並べます。
- エアサスで車高が左右均等か、警告灯が出ていないか
- タイヤのサイズと残り溝(前後異径かどうか)
- 整備記録簿があり、定期点検を受けてきたか
- リコールやサービスキャンペーンの対応が済んでいるか
- 6人乗りか7人乗りか(2列目の形で分かる)
- 画面やカメラ、パーキング機能が正しく動くか
- ドライブ・レコーダーなど電装品の動作
エアサスは全モデル標準の装備で、X7の乗り心地を支えている部分です。
故障すると費用が大きくなりやすいので、中古では一番気にしておきたい所です。前兆や費用はX7のエアサス故障と交換費用で見ています。
タイヤは、現行の標準でExcellenceが285/45R21、M SportとM60iが前275/40R22・後315/35R22です(公式主要諸元)。
前後でサイズが違う車は、後ろだけ先に減ることもあります。交換費用はX7のタイヤサイズと交換費用を参考にしてみてください。
故障しやすい箇所の全体像はX7の故障しやすい箇所と修理費にまとめています。
BMW認定中古車と一般の中古車、どちらを選ぶ?
『認定中古車のほうが高いけど、その分安心なの?』と迷う方も多いはずです。
BMW認定中古車は、BMW正規ディーラーが扱う中古車です。一般の中古車店にも良い車はありますが、保証や点検の中身はお店によって違います。
| BMW認定中古車 | 一般の中古車店 | |
|---|---|---|
| 扱う店 | BMW正規ディーラー | 中古車販売店 |
| 値段 | 高めになりやすい | 幅が大きい |
| 保証 | 認定中古車の保証が付く | お店ごとに違う |
| 点検・整備 | BMWの基準で点検 | お店ごとに違う |
| 向いている人 | 故障の不安を減らしたい | 値段と条件で幅広く選びたい |

認定中古車の保証の期間や内容は、時期や車によって変わることがあります。契約前に、保証が何年・何kmまでか、エアサスなど高額な部品が対象かを聞いておきましょう。
正規ディーラーと並行輸入の違いはX7は正規ディーラーと並行輸入どちらで買う?で見ています。
BMW X7買いたいドットコム
BMW X7の値段、先に相場を見ておく
今の車の買取相場と、BMW X7の値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。
無料今の車の買取相場を調べる※相場は年式・走行距離・状態で変わります。
北海道など雪の多い地域で探す時は?
『札幌や北海道で使うなら、どんな点に気をつければいい?』という方もいますよね。
X7は全車xDrive(4WD)で、最低地上高は221mmです。
雪道にも強い作りですが、公式の諸元にはすべてのホイールで「スノー・チェーンは装着できません」と書かれています。冬はスタッドレスタイヤが前提になります。
- スタッドレスタイヤが付いてくるか
- 下回りにサビが出ていないか
- 寒冷地での使用歴(エンジンの始動やバッテリー)
- 遠方の車を買う時は、輸送費と整備の窓口
地域をまたいで探すと、選べる台数は増えます。ただ、買ったあとの点検や修理をどこで受けるかは先に決めておきたいところです。
ヤフオクや個人売買で買うのはあり?
ネットオークションや個人売買で、X7が安く出ていることもあります。
ただ、X7は修理費が大きくなりやすい車です。保証が付かない取引では、エアサスや電装品に問題があった時、費用をすべて自分で負担することになります。
例えば、こんな相談があります。
「オークションで相場より安いX7を見つけたんだけど…」
「整備記録と、エアサスや警告灯の状態を確かめられないなら、保証付きのお店のほうが安心ですよ」
安さだけで決めず、整備記録・保証・名義変更の手続きまで含めて考えてみてください。
なお、X7をベースにした ALPINA XB7 は、BMWジャパンの公式ラインアップには無いモデルです。中古で探す場合の注意点はX7のアルピナXB7とはで見ています。
新車と中古のどちらにするか迷っているなら、新車の値引きも比べてみる価値があります。X7の値引き相場と交渉の順番も合わせて読んでみてください。
よくある質問
BMW X7の中古は何年式が狙い目ですか?
予算重視なら前期型(2019〜2022年)、新しい装備がほしいなら後期型(2022年11月〜)が候補です。まずどちらを探すかを決めると選びやすくなります。
X7の中古で一番気をつける点は?
エアサスの状態です。全モデル標準の装備で、故障すると費用が大きくなりやすいです。車高が左右均等か、警告灯が出ていないかを確かめておきましょう。
BMW認定中古車は何が違いますか?
BMW正規ディーラーが扱い、BMWの基準で点検され、認定中古車の保証が付きます。保証の期間や対象部品は契約前に確かめてみてください。
中古のX7の走行距離はどれくらいが目安ですか?
年1万km前後が一般的なペースです。距離の数字より、整備記録があるかどうかを重視するのがおすすめです。
北海道でX7を使っても大丈夫ですか?
全車4WDで最低地上高も221mmあります。ただ、スノーチェーンは装着できないので、スタッドレスタイヤが前提です。下回りのサビも確かめておきましょう。
まとめ
- X7の中古は初代G07のみで、2022年11月を境に前期型と後期型に分かれる
- 前期の新車価格は1,099万円から、現行は1,459万円からで、もともとの価格差も大きい
- 走行距離より整備記録とエアサス・タイヤの状態を重視する
- 故障の不安を減らしたいならBMW認定中古車、幅広く選ぶなら一般の中古車店




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