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X7のことを調べていると、「アルピナXB7」という名前が出てきて気になりますよね。X7の高級グレードなのか、それとも別の車なのか。
結論から言うと、ALPINA XB7はX7(G07)をベースにした別ブランドのモデルで、BMWジャパンが売っているX7のグレードではありません。今から手に入れるなら、中古で探すことになります。
この記事では、XB7とX7の関係、価格の推移、中古で買う前に確かめたいことを順番に見ていきます。
アルピナXB7はX7のグレードなの?
ALPINA XB7は、BMWジャパンの公式価格表・ラインアップに載っていないモデルです。日本ではニコル・オートモビルズが輸入・販売していました。X7の1グレードではなく、X7をベースにした別のブランドの車と考えてください。
ここを最初にはっきりさせておきますね。
BMWジャパン公式のX7の価格表(2026年8月以降生産車両)に載っているのは、xDrive40d Excellence、xDrive40d M Sport、M60i xDriveの3モデルだけです。XB7はこの中にありません。
『じゃあBMWのディーラーでは買えないの?』と思った方、その通りなんです。
XB7は、ドイツのアルピナ社がBMWの車をベースに独自に仕上げたモデルです。日本では、BMWジャパンではなくニコル・オートモビルズが輸入元として扱っていました。
中古車サイトでは「BMW アルピナ XB7」のようにBMWの名前と並べて載っていることが多いので、X7の一種に見えやすいんですよね。名前は似ていても、売っていた会社が違うと覚えておくと混乱しません。
BMWジャパン公式サイトにも「Vision BMW ALPINA」というページがありますが、中身はコンセプトカーの紹介です。XB7を販売している案内はありません。
XB7とX7は何が違う?
- BMW正規ディーラーで新車を買える
- 現行3モデルが生産・受注中
- 価格は1,459万〜1,846万円(2026年8月以降生産・税込)
- 中古はBMW認定中古車でも探せる
- 新車の公式ラインアップには無い
- 日本への輸入は2025年末で終了(メディア情報)
- 新車時の価格は2,498万円〜2,950万円(メディア情報)
- 中古の台数が少なく、条件の合う車に出会いにくい
ベースはどちらもG07型のX7です。大きな3列シートSUVという骨格は共通しています。
違うのは、アルピナ社の手で仕上げられたエンジン・足回り・内外装と、それを誰が輸入して面倒を見るかという点です。
XB7の細かい性能値は、この記事では扱いません。日本仕様の公式諸元をBMWジャパンが出していないため、数字を確かめられる資料が限られるからです。
購入を検討する時は、その車の車検証と販売店の資料で確かめてみてください。
例えばこんな会話になりがちです。
「XB7ってM60iより速いの?」
「数字を比べるなら、その個体の車検証と販売店の資料で確認するのが確実です。ネットの数字は年式や仕向け地で違うことがあるので」

XB7の価格はいくらだった?M60iと比べると
XB7の日本での価格は、BMWジャパンの資料には無いので、自動車メディアの報道をもとに見ていきます。
| モデル | 時期 | 価格(税込) | 出典 |
|---|---|---|---|
| ALPINA XB7 | 2021年3月の日本発表時 | 24,980,000円 | 自動車メディア報道 |
| ALPINA XB7 MANUFAKTUR | 2024年8月22日発表 | 29,500,000円 | 自動車メディア報道 |
| BMW X7 M60i xDrive | 2026年8月以降生産 | 18,460,000円 | BMWジャパン公式 |
| BMW X7 xDrive40d M Sport | 2026年8月以降生産 | 15,010,000円 | BMWジャパン公式 |
| BMW X7 xDrive40d Excellence | 2026年8月以降生産 | 14,590,000円 | BMWジャパン公式 |
2024年のマイナーチェンジ版「XB7 MANUFAKTUR(マヌファクトゥーア)」は2,950万円と報じられました。現行のM60iと比べても1,100万円ほど高い計算です。
『同じX7ベースなのに、そんなに違うの?』と驚きますよね!
XB7は台数の少ないモデルで、価格には手仕上げの内外装やブランドの価値が乗っています。X7と同じ物差しで「コスパ」を比べる車ではないんです。
X7の各モデルの選び方は X7のグレードの違い でまとめています。XB7と迷っている方は、まずM60iとの違いを押さえておくと判断しやすくなります。
輸入元の終了で、これから何が変わる?
報道によると、ニコル・オートモビルズはBMWアルピナのインポーター業務を2025年12月31日で終了しました。独アルピナも同日で独自の車両開発・生産を終え、商標権はBMWへ移っています。
ここは中古でXB7を考える方にとって大事なところです。
同じ報道では、既存車のサービス・保証・部品の供給はニコルが続けるとされています。つまり、今乗っているXB7や中古で買うXB7の面倒を見てもらう窓口は残っている、ということです。
一方で、今後アルピナの新しい車を国内に入れる場合は、BMWジャパンが輸入元になると報じられています。ただ、どの車をいつ入れるかは未定です。
『この先、部品が手に入らなくなるのでは?』と心配になるのは自然です。
ただ、現時点の報道では既存車のサポートは続く前提なので、購入前に整備を受けられる場所と費用の目安を販売店に聞いておけば、大きく慌てる必要はありません。
売る時のことも少し考えておきましょう。XB7のような希少なモデルは、欲しい人がいれば評価されやすい一方で、買い手の数自体は多くありません。
売却の値段は時期と相手で大きく変わるので、この記事で金額は出しません。X7本体の値落ちの傾向は X7のリセールバリュー で見ているので、比べる材料にしてみてください。
「XB7はBMWの正規ディーラーで整備・保証を受けられる」と思い込むことです。輸入元が違うため、受けられるサービスの範囲は個体ごとに確認が必要です。
中古でXB7を買う時に確かめたいこと
- 日本の正規輸入(ニコル)の車か、別ルートで入った車かを確かめる
- 整備記録簿と、これまでどこで整備されてきたかを見る
- 保証が残っているか、引き継げるかを販売店に聞く
- 購入後に整備を頼める工場と、費用の目安を先に聞いておく
- タイヤとブレーキの残り、エアサスの車高に左右差が無いかを見る
XB7は台数が少ないので、気に入った1台に出会えると勢いで決めたくなります。でも、ここはひと呼吸置いてチェックしておきましょう。
特に大事なのは、輸入のルートと整備の記録です。正規輸入の車なら、輸入元のサービス網で面倒を見てもらいやすくなります。
ベースのX7は、エアサスや大径タイヤなど維持費のかかる部品を多く使っています。XB7も同じG07ベースなので、消耗品の交換費用は余裕を持って見ておくのがおすすめです。
エアサスの前兆や確かめ方は X7のエアサス故障と交換費用 で詳しく書いています。XB7を見に行く前に読んでおくと、現車確認の時に役立ちます。

- 条件(年式・走行距離・色・予算)を決める
- 中古車ポータルで在庫を絞り込み、相場の幅をつかむ
- 気になる車の整備記録と輸入ルートを販売店に問い合わせる
- 現車を見て、試乗とチェックリストの確認をする
- 購入後の整備先と保証の扱いを書面で確かめてから契約する
同じ予算で、X7の中古と比べてみる
XB7を探していると、同じくらいの予算でX7のM50iやM60iの中古も目に入ってくるはずです。
ここは一度、並べて考えてみるのがおすすめです。X7の中古はBMW認定中古車でも探せるので、保証や整備の窓口をBMW正規ディーラーにまとめやすいというよさがあります。
| 比べる点 | ALPINA XB7(中古) | X7 M50i/M60i(中古) |
|---|---|---|
| 新車時の売り手 | ニコル・オートモビルズ | BMW正規ディーラー |
| 中古の探し方 | 一般の中古車店が中心 | 一般の中古車店+BMW認定中古車 |
| 台数の多さ | 少ない | XB7よりは見つけやすい |
| 整備の窓口 | 輸入元のサービス網など、個体ごとに確認 | BMW正規ディーラー |
『XB7じゃないと意味がない』という方なら、迷わずXB7を探していいと思います。ただ、「X7の中で一番いいものに乗りたい」が本音なら、M60iの中古も比べる価値があります。
前期の最上位だったM50iまで広げると、選べる年式と価格の幅がぐっと広がります。前期の選び方は G07前期は中古で買いか で詳しく見ています。
XB7とX7 M60i、どちらを選ぶ?
XB7とM60iは、どちらも「X7の中で特別な1台がほしい」という方の候補になります。
選び方の目安を並べておきますね。
| こんな人なら | 向いているモデル |
|---|---|
| 新車で買いたい、正規ディーラーの保証で安心したい | X7 M60i xDrive |
| 人と違う希少なモデルに乗りたい | ALPINA XB7(中古) |
| 購入後の整備先をディーラーにまとめたい | X7 M60i xDrive |
| 中古の状態を自分で見極められる、整備先のあてがある | ALPINA XB7(中古) |
| 維持費を抑えつつX7に乗りたい | X7 xDrive40d |
結論から言うと、「新車の安心感」を取るならM60i、「希少性とブランド」を取るならXB7です。
燃費や維持費を重視するなら、ディーゼルの40dも候補に入れてみてください。数字は xDrive40dのディーゼルは買いか で比べています。
M60iの性能や価格は X7 M60i xDriveの性能と価格 にまとめました。どちらが上という話ではなく、それぞれの良さで選んでいいと思います!
BMW X7買いたいドットコム
BMW X7の値段、先に相場を見ておく
今の車の買取相場と、BMW X7の値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。
無料今の車の買取相場を調べる※相場は年式・走行距離・状態で変わります。
新車のX7で値引きを狙う場合は、X7の値引き相場と交渉の順番 を先に読んでおくと、XB7との比較もしやすくなるはずです。
よくある質問
アルピナXB7はBMWの正規ディーラーで買えますか?
買えません。XB7はBMWジャパンの公式ラインアップに無く、日本ではニコル・オートモビルズが輸入・販売していたモデルです。今から手に入れる場合は中古車になります。
XB7の新車価格はいくらでしたか?
自動車メディアの報道では、2021年3月の日本発表時が24,980,000円、2024年8月発表のXB7 MANUFAKTURが29,500,000円です。BMWジャパンの資料には載っていない価格です。
XB7の整備や部品はこれからも大丈夫ですか?
報道では、ニコルはインポーター業務を2025年末で終えたものの、既存車のサービス・保証・部品供給は続けるとされています。購入前に、整備を頼める場所と保証の扱いを販売店に確かめておきましょう。
XB7はX7のどのモデルをベースにしていますか?
G07型のBMW X7がベースです。ただし、X7のグレードの一つではなく、アルピナ社が仕上げた別ブランドのモデルとして扱われます。
まとめ
- ALPINA XB7はX7(G07)ベースの別ブランドのモデルで、BMWジャパンの公式ラインアップには無い
- 日本ではニコル・オートモビルズが輸入・販売。インポーター業務は2025年末で終了(メディア情報)
- 価格は2021年発表時2,498万円、2024年のMANUFAKTURは2,950万円(メディア情報)
- 既存車のサービス・保証・部品はニコルが継続(同)
- 中古で買うなら、輸入ルート・整備記録・購入後の整備先を先に確かめる





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